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多汗症。それも、手の平に沢山汗をかく手掌多汗症で悩んでる方は沢山いらっしゃいます。手汗、手掌多汗症の治療と対策についてのブログです。手の平に沢山汗をかくと、日常生活にも支障をきたすと思われます。早く治療してQOLを 上げましょう。
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手掌多汗症の治療法には、 いくつか種類があります。

それぞれ、どんな目的でどのような効果が あるかをキチンと知っておきましょう。

手術は最後の手段として、 まずは、他の治療を試してから おすすめいたします。

☆手掌多汗症の治療法

内服療法 ・・・精神安定剤、抗コリン剤(汗の分泌を抑える)など

皮膚科的療法 ・・・イオントフォレーシス

ブロック療法 ・・・星状神経節ブロック、経皮的交感神経節ブロック

手術療法 ・・・胸腔鏡下交換神経神経節切除術(ETS手術)

それぞれの治療法を詳しく説明する前に、 手から汗が出る仕組みを理解しておきましょう。

人間は、何のために汗をかくのでしょう。 多くは、体温調整のためだと思われています。

そのほかにも、手に汗をにぎる状況を 考えていただければわかると思いますが、 人間は緊張した時にも汗をかきます。

この、緊張性の汗をかく場所というのが、 手の平だったり、脇の下だったりするのです。

つまり、局部性多汗症は、 緊張性の発汗であることが多いのです。

緊張して汗をかくことを、 精神性発汗といいます。

この、精神性発刊を支配しているのは、 自律神経の交感神経です。

自律神経には、交感神経と副交感神経があります。

交感神経は、 おきているときや緊張している時の神経で、 副交感神経は寝ている時と、 リラックスしている時の神経です。

精神性発汗の中枢機構には、 大脳皮質の前運動野、大脳辺縁系、 視床下部などが関与すると言われています。

多汗症~手汗・手掌多汗症の治療と対策
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手の平に局部的に大量の汗をかく多汗症をとくに、 手掌多汗症といいます。 特に、緊張しているわけでもないのに、 常に汗をかいている状態です。

この症状は、手掌多汗症出ない人の想像を超えます。 手汗・手掌多汗症は日常生活に とても支障をきたすのです。

例えば、よく語られているのが、 学生時代のプリント類や ペーパーテストが大変だったという話です。 とにかく、紙を持つのが大変なんですね。

塗れたまま紙をつかむことを想像してみてください。 紙はべたべたなって、 破ける事だってしょっちゅうだそうです。

人から本は絶対に借りれないそうです。 本といえば、教科書。。。。 考えれば考えるほど大変なのがわかります。

手掌多汗症の原因は、まだよくわかっていませんが、 精神性の発汗で大脳からの、 刺激が深く関与していると考えられています。

幼少時から発症して、思春期に増大します。 成人になってからも症状は続き、 老年期まで続くこともあるそうです。 多汗と無汗が交互に見られ、 精神的緊張や体温変化が きっかけになることが多いようです。

症状は左右同時に現れます。 左右差がある場合は、 他の疾患によることが多いようです。

症状には個人差があって、 手の平が汗で湿る程度から 手の平の汗で水玉が出来、 それがだらだら垂れるよほどの人もいます。

手の平で水玉が出来るくらいの レベルからは手術を考えに入れましょう。

多汗症~手汗・手掌多汗症の治療と対策
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